振動解析 / 共振周波数・固有モード・周波数応答
機械構造物の振動現象は共振周波数(固有振動数=固有値)、固有モード、および周波数応答(伝達関数)で表されます。これらを解析シミュレーション(振動解析=数値計算)によって予測し、低振動化を前提とした構造変更案を検討します。ソフトウェアは構造解析プログラムとして長年の実績があるNX Nastranを使用します。本ソフトウェアは以下のような構造の振動現象をコンピュータ上でシミュレーション(予測や実機振動の再現)することができます。
振動解析では主としてNX Nastranのノーマルモード解析(モード解析、固有値解析)および周波数応答解析(伝達関数、実稼働振動の算出)を用います。これらの解析手法により、共振時の振動モード(固有モード)やそのときの振動レベルを予測できます。振動モードがわかると、振動を下げるために有効な部位がわかりますので、シミュレーションモデルに手を加えて振動低減効果を予測します。具体的にはベースモデルに対し、以下のようなパラメータの変更を行います。
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